今回は初めて映画の感想記事です。
いつもはネタバレを配慮して、フセッターというのを利用していましたが、ブログならネタバレを見るのは自己責任だと思ってるので、こちらに。
見た作品は「ゴジラxコング 新たなる帝国」です。
劇場作品のモンスターバースシリーズとしては4作品目。
ほぼ10年前にシリーズ1作品目が始まったみたいで、そんなに経ったんだなぁと驚きました。
感想としては
「吼えろ! 殴れ! ぶっ飛ばせ!」
な個人的イメージのあるモンスターバースシリーズを、思いっきりやりきった作品だった。
前作のゴジラvsコングはちょっと人間の物語の比率が高いように感じて、怪獣の要素が薄く感じたけど、今作ではコングの「家族」という要素に重点を置いた印象だった。
コングは孤独な存在で、意思疎通は取れても、自分と同じ存在は居なくて寂しさがあったけど、実は同じコングの仲間がいて、その仲間の為に奮闘するコングと間接的にそれを助ける事になったゴジラの感じだった。
作品を重ねるたびに人間味を増してるコングだったけど、今作では同族を見つけたからかただの人間みたいな物で、今作で一番の良い人?だった。
ゴジラに関しては力を蓄える事になった過程で、怖いけど実は良い人な親戚のおじさんみたいな印象だった。
アクションに関しては割と最初の方からプロレスをしてて、尻上がりに盛り上がっていくアクションがシンプルに良かった。
しっかり盛り上げるところは盛り上がってるストーリーで満足度がとても高かった。
あと今作でMVPな立ち回りだったのがミニコングかなぁと思ったり。
映画ではよくある
「最初は憎たらしい悪ガキだけど、少しづつ主人公と打ち解けて、最後は良い仕事をする」
そんなポジションで、人の言葉は話さないけど立ち回りや、ちょっとした目線の動きでそういうのを表現させる演出は細かくて、ストーリーの分かりやすさを補助していた。
定番なキャラが集まった作品だったけど、怪獣も人間もそれぞれの立場で相手を尊重する姿は、このシリーズのあるべき姿なのかなぁとか思った。
あとモスラの圧倒的な母性ここもブレなかった。
モンスターバースは「家族を主軸にしたシリーズ」
これは見続けてきた結果の感想です。
専門的な知識とかが少なかった?し、見やすいシーンばっかりでとても見やすい作品なので、気になった人は是非見てください。
ヒーロー系な作品が好きな人にはとてもぶっ刺さります。